(工事中) [last updated 18-Apr-1999]
私は数年前から体力気力の低下を感じていました。それまでの気力は消 え失せ、仕事の能率も下がり、自分自身の限界を意識し始めました。そんな時、 流感にはじまり、虫垂炎、マイコプラズマ肺炎、帯状疱疹を3か月の間にたて 続けに患いました。
歯車が狂いはじめたのはその頃(平成6年春)ぐらいでしょうか。体調はます ます悪化を続け、平成9年夏頃には、ついに歩くのも困難な状態に陥ってしま いました。職場から自宅まで徒歩10分の距離も荷物を持って歩くことができず、 タクシーのお世話になる生活が続きました。もちろん電車でひと駅も立ってい ることなど不可能でした。
そういう中を「気晴らし」と「研究資料の収集」を兼ねて学会のためカナ ダに飛びました。ほとんど活動できないで帰国した翌日より、まず完全に自律 神経が崩壊し、眠ることも食べることもままならぬ状態になりました。
そこで、ついに「神経科」を受診することを決心致しました。そこからが 長い長いお話になるのですが、私は「うつ病」をわずらっていました。職場に 通いながら治療を進める予定だったのですが、あるちょっとした精神的ショッ クをきっかけに完全に精神が破綻してしまいました。そして入院。平成9年12 月上旬から平成10年4月中旬まで約4か月半、神経科病棟の個室で過ごしました。
退院後の家庭療養は「自己管理」せねばならないので、想像以上に難しく、 結局同年10月の復職は成らず、いまだ休職中ですが、うつ病のほうはかなり寛 解しているようです。ただ、まだ体力の低下が激しく、また時に小さなきっか けで鬱状態に陥ることはあります。
このページでは、「うつ病とはどんな病気か」ということをまず皆さんに 知っていただき、ご自身が、あるいは周囲の誰かが「うつ状態」に陥っている のではないかと感じた時、すみやかに治療を受ける、あるいは受けさせること を強くおすすめ致したく思います。
早期に異常に気づき、適切な治療さえ受ければ、私の場合のように長く苦しく 絶望的な日々を送り、死を考えることなどなくて済むのです。
ただ、私は医学知識を持たない一患者に過ぎません。ですから、うつ病の 「体験」を語ることはできても、うつ病を正しく説明することはできません。 それゆえ、うつ病に関する解説や症例、そしてデータベースなどにリンクを張 らせていただくことにします。
手元には入院時の記録が大学ノート4冊、1998年4月以来の自宅療養記録が これまた4冊あります。これらのノートを参照しながら、どのようにして鬱病 から回復して行ったのか、いやどのようにして「鬱」と共存しているかをお話 ししたいと思っています。ただし、なぜ鬱病になったか、という点につきまし ては、原因不明の部分もある上、職務上の守秘義務にふれる可能性があります ので、直接は語りません。
ずいぶん長い前書きとなりましたが、少しずつページを増やしてゆきますので、 ご高覧いただければ幸いです。
![[at work]](atwork.png)
1997年春頃から今日に至るまでの断片的記録
![[at work]](atwork.png)
療養生活を振りかえりつつ、心に浮かぶことをとりとめもなく。[last updated 18-Jan-1999]
malte-wwwform @ k2r.orgまでお願いします(メールアドレスのスペースは削除してください)。 ご教示もよろしく。
Author: Kyoko Rikitake
<malte@k2r.org>
Copyright © 1999 by Kyoko Rikitake. All Rights Reserved.