もう depression というのは本当に手におえないもので、ひどい場合(私が 最初倒れた時)は階段を二階まで上るのは不可能、10メートル歩いてもヘトヘ トになるほどだった。それに伴なう気分的な憂鬱とか希死念慮はこれまたただ 事ではなかった。
そういう重症の時は、入院するか自宅療養するしかないと思うが、少し回復してき ら、あるいはもし軽症の場合は、服薬とちょっとした工夫で気分を改善させることが できるので、ご参考までにここに記しておきます。
散歩やレクリエーションもいいのですが、私には「気分を立てなおす(リセッ トする)日」というのを定期的に定めています。
うつ病が寛解して復職も果たしすでに一年になる今もなお私には「リセット」日 が不可欠なのです。
そのリセット日とは、通院日です。もう私ほど回復していると週に1回も通院 する必要はないと思います。たいていの患者さんは私くらい元気になると、2週間に 一回診察、次の2週間目は薬だけ(ただし最近規制ができて、薬だけもらうのは不可で 主治医と顔だけでもあわさないといけなくなってるようです。)というのが普通だと 思います。
にもかかわらず私が週一回かなり苦労して時間を工面して通院しているのには、 理由があります。一週間の間には調子の良い日もあれば悪い日もあります。風邪 をひいたり、体調を崩したりすることもあります。気分にもムラがあるはずです。 いやな事もあります。
そこで、私はとりあえず、週に一回主治医と話をすることにしています。 もう病気の話はあまりしませんが。じゃ何を話してるって? まあ、それは今度 また。
要するに
私:「今週はこんなこんな事情でとても気分が悪いです。でも何とかなるでしょうか?」主治医「だいじょうぶです。もうずいぶん元気やから。」
要するにわかっているけれど、自分は大丈夫だということを
毎回この繰り返しです。でも、「だいじょうぶです」と言ってもらうと本当にそう いう気になって、それをきっかけに立ち治りまた一週間やって行けるというわけです。
担当患者の一番多い先生なので、その時間をかなり私のためにさいてもらうのは 申しわけないと思っています。
ただこの治療法は、主治医との間にしっかりした信頼関係が成立していなければ 全く意味をなしません。
「うつ」に悩んでいる方々には、信頼できる主治医が見つかることを願っており ます。立ち直り日を作れるようになると確実に寛解すると思います。
Author: Kyoko Rikitake
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