expo と阪大の間の通信状態が著しく悪い。阪大学内のネットも不調。こ の日記も今夜転送できるかどうか不明。ホームページにアクセスしようとして も全然動かないという事態が発生しているようであれば、ご一報下さい。本当 に阪大にページを置くことをやめるかもしれません。
Daniel J. Barrett の "Bandits on the Information Superhighway" を 授業で使っている。暗号などのやや専門知識を必要とする話題はあまり出てこ ないが、この本のは徹底して「ネットに犯罪が頻発するようなイメージがある。 それはメディアが騒ぎたてるほど頻繁ではないにしても、とにかく起きている こと、起きうることは事実なのだ。」という視点で書かれている。
ネットワークロマンスのノウハウ、といってもいかに相手を見つけるかじゃ なくて、いかに騙されないか、また仮にロマンスが成立したらどう行動するか、 つまりファーストデートのセッティングをどうするかなどが書かれている。ちょっ とおせっかいだと思うふしもあるが、しかし、恋愛感情ほど判断力を失わせるもの はないのでこういうアドバイスも不適当ではなかろう。
が、読んでいるうちに、この話は何もネット恋愛に限ったものではないと 気づく。つまり、電話であれ手紙であれ、spontaneous でないコンタクト、言い かえればリアルタイムでないつきあい、さらに、五感全部を使って体験しな い他人との接触には、全部あてはまることなのだ。
我々は相手の一部しか知ることができないと、その残りの部分を、自分の 都合の良いように作って(補完して)しまう。何もネット交際に限ったことじゃ ない。悲劇は、つきあって、結婚して、だいぶたってからこのことに気づくこ とだ。結婚に限らない。仕事だってそうだろう。
よく知らないからこそうまくつきあえる、というのが実際のところじゃないか? ベル友しかり、にき友しかりか?