今日は笑いを誘うバカ話ですが、私はマジメにうんざりしていました。
夫が入浴中に彼の部屋をちょっと覗いてみたら、何とチノパンが立ってい るではありませんか。わかります、この状態?
ちょうどお相撲さんが、まわし(褌)を横着してそのままズリ下げて脱いだ ような感じ、と言えばわかるでしょうか?
要するに彼はズボンを立ったまま膝のあたりまで下ろして、そのまま足を ひっこぬいただけなのです。チノパンは生地がしっかりしてますから、そのま ま立っているんです。いや、中腰にしゃがんでいる、というほうが正確かもし れません。
日頃から夫の洗濯物には腹を立てることが多いので、今度ばかりはキレま した。Tシャツと下着のランニングシャツを二枚一緒に脱いで洗濯籠に入れる とか、下着の袖が片方だけ裏返しになったまま洗濯機に放りこまれるとか、ど うしてこんなにこの男はズボラなんだ、と怒りがムラムラとする時があります。 脱いだズボンぐらい、たたまなくていいから、せいぜい伸ばしておいてほしい ものです。
もっとも、我が夫はあまり手がかかりません。基本的にネクタイは締めな いし、服装も簡素です。だから、私はこれまでに一度もネクタイを締めてあげ たことがありません。(締めかたを知りません。)上着を着せてあげたこともあ りません。せいぜい襟元が乱れているのをなおしてあげるくらいです。
夫の立ってるチノパンを眺めながら、ふと20年ぐらい前、大学生だった頃 のことを思いだしました。ある研究室にいた友人(女性)いわく、教授が外出す る時に上着をはおり、そして、全くあたりまえのごとく次のように言ったそう です。
「ちょっと君、上着にブラシをかけてくれ。」彼女は、呆れて、「私、奥さんじゃないわ。どうして先生に上着を着せたり、 ブラシをかけてあげる必要があるの?」とボヤいていました。
ところで、私は知りたいのですが、世間一般の家庭では、奥さんが旦那さ んの服を着せたり脱がせたり、また着るものを選んだりしているのでしょうか。
さらに未婚の方はもし同居人ができたら、どう振舞うであろうか、想像してみ てください。
Author: Kyoko Rikitake
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