先週の土曜日など、一人でいると本気で何をやるかわからないほど気分が 悪くなってしまって、「もう、こんなに体が回復しないんだったら、社会復帰 もできないし、いっそのこと死んだほうがいい!」と思い始める始末で、あわ てて抗不安薬の頓服をのみ、実家へ駆けこみました。(夫が留守だったので。)
うつ病はほとんど寛解(回復)しているというのに、体の抵抗力が戻って来 ないため、年中風邪やその他の感染症に悩まされています。そういう状態が続 くと、すぐに気持が「もう社会に復帰できない。仕事のできない自分など価値 がない。いっそのこと死んだほうがいい」というところに飛躍してしまい ます。
この話を主治医の Dr.K にしてみました。先生はしばらくお考えになった後、
「今は風邪もはやっているし、気候も良くない。でも、今日みたいに天気のい い日もある。もうちょっと春が来るまで待って、それでも心身が回復しないよ うなら、また治療方法を考え直そう。」と仰いました。
ずっと家に引きこもっていたので、外出するのは一週間ぶり。日課の散歩 もこの2か月ほどは、ほとんどできない状態でした。帰り路、ふと歩いてみた くなり、駅から丘の上の我が家まで20分の道程をゆっくり、ゆっくり歩いて来 ました。(いつもはタクシーを使うのですが。)
街路樹を眺めると、もう春の気配を感じます。寒椿もそろそろ咲き終る様 子です。ああ、もうそろそろ梅の季節だったね。梅の香りはとても素敵。風邪 がもう少し治ってきたら、万博公園にでも出かけてみよう。
樹々や花々を眺めながらの逍遥、何だかとっても気分が晴れました。
この数週間の不調と鬱は、風邪で外出できなかったことに起因していたの かもしれません。自然に触れることは素晴しいことです。入院中も、まだ厳し い寒さの中、蕾が確実にほころびゆく樹々を見て感動したものでした。
帰宅してみると、海外から洋服のカタログが来ていました。もうカタログ 上は季節は春爛漫。まあ、綺麗な色のセーターだこと。ちょっと買ってみよう かしら。(ルンルン)
というわけで、久しぶりに外出して春の気配を感じ、帰宅して春色いっぱ いのカタログに心が浮き立ちました。無駄遣いしないといいのだけれど。
Author: Kyoko Rikitake
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