緑を護って! [20-May-1999]

大変久しぶりの更新です。

やっぱり鬱と体調不良で最悪の日々でした。掲示板の諸問題についてコメ ント下さったみなさま、ありがとうございます。あれから多少試行錯誤して、 いくつかのことがわかったのですが、まだまとめる気力がないので、今日も近 状報告のみにて失礼。

少し前にも書いたように、3月は何も手 につかなくなるほどの激しい偏頭痛に襲われた日が実に18日間にものぼりまし た。4月も似たり寄ったりの日々でした。いや、4月は頭痛より未明からの鼻炎 がすさまじかった。

午前3時か4時頃からくしゃみ、鼻水が止まらなくなり、その結果朝まで眠 れない日がついに11日連続してしまいました。不思議なことで極端な睡眠不足 に陥ると昼間眠くなるどころか、むしろハイになるんですね。これは非常に危 険な徴候。うつ病の場合、それが「躁転」(躁病に転ずること)を意味すること があるからだそうです。しかし、もともと鬱病で体力は極限まで落ちてますの で、そこで「躁」状態になると、やたら不眠不休で体を動かしまわるので、そ の後が悲惨なことになります。鬱状態の最もひどいものに陥るわけです。

幸い、病院の神経科と耳鼻科に相談して、事なきを得ました。アレルギー に関しては減感作療法(漢字、これでいいのでしょうか?)を受けることにしま した。それは、その人のアレルギーの原因となっている物質(ふつうはハウス ダスト)を10万倍希釈ぐらいにして、週に2回ぐらいずつ注射して刺激するもの です。慣れるに従って、濃度をあげてゆきます。これ、たしかドイツや北米で よくやっている「ホメオパシー」(同種療法とも訳す)と同じ方法だと思います。 ただ、経口投与ではなく、注射によることが違います。だいたい3か月ぐらい かかるとのことでしたので、残り少なくなりつつある休職期間中にやってしま え、と思いまして、予備検査(アレルゲンの検査)を受けました。毒転じて薬 となす、まさにそういう発想ですね。うまく行くやらどうやら。

この数日はまずまずの体調なので、ぼつぼつと散歩などを始めました。

ついこないだ梅が見事だと思ったばかりなのに、桜の木は緑一色となり、 五月やつつじももうすぐ終りです。小ぶりな花の「さつきつつじ」が咲いてい てなかなか可憐な姿です。もうすぐ紫陽花の季節ですね。去年は6月の降水が 少なかったせいか、咲かないまましおれてしまった紫陽花が多くて残念でした。 ああ、朝顔もそろそろかな。

公園や道路わきのプロムナードを毎日見ていると、ずいぶん手間暇かけて メンテされていると関心します。季節ごとの花の苗を植え、害虫を駆除し、枯 葉はきれいに掃除する。何気なしに見ている街路樹も、公園の花や樹々も、じ つに多くの人手と費用のおかげで美しく季節を彩ることができるのですね。

そんなもんに金をかける余裕があったら、もっと福祉とか他のことに力を 入れよという声もあるかもしれませんが、緑は我々にとってかけがえのないも のです。空気をきれいにしてくれるし、それに目を楽しませてくれる。しかし、 うちの近所でも花と緑にあふれるお墓がどんどん移転され、宅地として造成さ れているのを見ると心が痛みます。

どうか死者の眠りが破られませんように。そして無造作に切り倒される大 木たちを見ていると生まれる以前から環境を守り、そして私たちに自然の恵み を与えてくれた護りの神が倒されるようで悲しみにたえられません。

それにしても大阪という町は何と緑の少ない劣悪な環境なんでしょう。 梅田から難波、心斎橋、天王寺と下ってゆくと、全然緑がないじゃないですか。

唯一私の知っている(というか私がアクセスする)市内の地域内で緑のある のは大阪城公園ぐらいです。

幸い私たちの住んでいる北摂は緑に恵まれています。千里中央は大阪万博 (1970)の時に作られた人工タウンですが、しっかり植樹されています。我が家 の近辺も公園あり、緑のプロムナードあり、お屋敷町の家々には見事な樹木あ り、あき地には誰が植えたともしれぬ朝顔が咲き、まだ自然の息吹を感じます。

こういう環境だけはぜひ護ってもらいたいものです。さあ、ちょっと公園 まで歩こうか。そろそろ菖蒲が咲きはじめる頃だし。

あ、そうそううちの隣町の町内会はなかなか過激な「犬の糞撃退キャンペーン」を やっているようで、あっちこっちにかかっている標識が過激。

「ここは犬の便所ではない!」

「犬の糞、くさい!」

「犬の糞の始末は飼い主の責任」(これは穏健なほう)

「犬の糞、マーキングお断り! ここは玄関ですぞ!」

などなど数えあげるとキリがないほど、キビシイ文句が並んでます。

まあ、笑い(?)をカマすなら、 「自らの(犬の)ウンを、自らの手でつかめ!」(「犬の」を除いた文は TM 某東京大学某所男子便所だとさ。)


ご意見はこちらまで。ご教示もよろしく。

Your name:
Your email:
Subject:
URL:


「マルテの草子」Index へ

「暗い雲」へ


トップページへ
ご意見はこちらへどうぞ。ご教示もよろしく。
$Id$

Author: Kyoko Rikitake <malte@k2r.org>
Copyright © 1999 by Kyoko Rikitake. All Rights Reserved.