衣更えの季節は地方によって異ると思うが、私が学校に通っていた頃の神 戸では6月1日だった。服装の規定のうるさかった中学時代をあまり思いだした くないが、夏服はブロードクロスのシャキッとしたブラウスが気持よかった。
半袖は寒い(冷房のあるところなどでは本当に冷える)ので、一昨年まで一 切着なかったのだが、去年より着用するようになった。でも、家にいる時だけ だった。
が、今日は思いきって、半袖のラベンダーブルーのシルクのブラウスに少 し濃い穏かなブルーのシルクカーディガン(こっちは長袖)を羽織って出掛けた。
今日は通院日であった。
今年は3月頃から異常に調子が悪く、この2週間ぐらいでようやく上向きになっ て来たのだが、まだ週に2日から3日は何もできないで寝こんでいる。ここを何 とかしないと復職も難しい。たとえしんどくても、天気の良い日はほんの10分 でも外に出てみる。できれば散歩ぐらいせよと言われている。
そういうわけで、帰路、寄り道して万博公園まで寄って少し盛りを過ぎた 薔薇を見た。ついこないだ桜の花見に行った 大阪万博公園にである。構内は広くて歩くのが大変だったが、どうにか薔 薇園に到着。外気温は30度に迫るほど暑い。ミネラルウォータを飲みながら、 上着を脱いで木陰の風に吹かれる。ああ、気持いい。半袖なんて着て外出した ことのなかった私は何だったんだろう?
私の好みの紫系の薔薇「ブルー・ムーン」を見ることができてラッキーだっ た。こないだ花見に行った時は、薔薇はどれも植えられたばかりの苗だったのに、 たった1か月半の間に見事に成長しており、その生命力に感動。そして剪定し たり、世話をする人々に感謝。
来週は、「菖蒲祭り」。体力がゆるせばこれも見て来よう。螢を見ること のできる日もあるそうだ。
薔薇園からは大阪モノレール万博公園行きのシャトルバス(だいたい1時間 に3本運転、昼休みは1本だけ)に乗って駅まで出た。緑の街道をさんさんと照 らす太陽のもとに通り抜けてゆくのは、本当に気持がよい。自然の樹木による 心のセラピーであった。
はやく、毎日こうやって出掛けられるほど(もちろん仕事できるほど)、元 気になりたい。
Author: Kyoko Rikitake
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